玉陽庵算命学 個人鑑定 / 算命学教室

算命学の起源と日本への伝来

算命学の起こりは古く、現在の骨格が成立したのが中国の春秋戦国時代、学問体系として確立したのは唐の時代だといわれています。
中国においては口伝による一子相伝とされ、いくつかの家系にのみ伝えられてきました。
そのうちの一家系、呉家の最後の伝承者「呉　仁和」師が　　１９６６年に起きる文化大革命を事前に予測し、日本に亡命したのが日本に算命学が伝わる最初のきっかけです。
呉　仁和師は長崎の寺院に寄宿していましたが、よく遊びに来ていた材木問屋の息子である「高尾義政」を１３歳の頃に養子とし、秘伝であった算命学を伝えます。
この13代宗家である高尾義政師が難解な口伝を一般の人間にも分かりやすく体系化し、教え広めたのが現在日本で知られている「算命学」です。

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占術としての算命学

算命学は『陰陽五行論』を基本とした古代東洋の自然観を理論体系化したものですが、その理論を実証する技術的な部分が「中国占星術」です。

占いの技法のみではなく、理論部分もきちんと体系化されているのが特徴で、霊感等に頼ることなく、理論をきちんと習得すれば、誰でも一定の結論を導き出すことができます。

占術で用いるのは生年月日と性別のみ。
人間は宇宙や自然とは切り離せない存在であることから、古代東洋の人々は人間の誕生を『小宇宙の誕生』と捉えていました。天体や自然の観察から生まれた『暦』は、宇宙の運動法則そのものであり、人が生まれた瞬間の『暦』
（生年月日）は、その人間＝小宇宙の運動法則、すなわち『宿命』そのものと考えたのです。
この『宿命』を知り、上手に生かすことで、宇宙や自然を味方につけ、最大限自分の能力・才能を発揮できる
ようにするのが、占術としての算命学の目的です。

『宿命』は不変ですが、後天的に巡る『運命』は自由に選ぶことが可能です。
ただし、『宿命』を無視して選び取った『運命』には無理矛盾が生じ、とても苦労が多く、実り少ない人生に
なってしまいます。

より良い人生、自分らしい人生を生きるためにも、ぜひご自分の宿命を知り、活用して頂きたいと思います。